さいたえんグリーン・ツーリズム研究会

体験農園について

有機農業体験研修農園 さいたえんHappy村

内容

➀有機農法(低投与型)の技術を学び通年の生産を体験する。
➁有機農業体験研修農園(滞在型)で都市部や遠隔地の方々にも相互学習による理論研修
 を実施し有機農業への理解を深める
③グリーン・ツーリズム(多様性)から、定年後の6次産業としても生産・流通・販売・
 消費などの極めて一部にでも携われるよう努力する。
④同じく(多様性)から、有機農法体験研修の日々を通して、これからの健康や福祉での
 生活防衛や、自然と人間の関わりや、休暇・余暇の楽しみ・喜びなどをライフプランに
 位置づける方を応援する。
                        以上の4つを組み合わせたものです。

 共通の括りは「自然からの贈り物のすべてを、皆で、有機農園で、いただきます。」
美味しく栄養価の高い野菜の生産
心身の健康を目的とした有機農業生産とその生産物を調理し食する「年間を通しての生活
実体験」
地球環境と大地にやさしいグリーン・ツーリズム 緑辺地域への様々な生活体験の旅行
等です。これらは、全く別物とは思えない環境や人間を守る共通ものが底辺にあります。

 私達の主張は、人工一辺倒の都会経済に負けず、自然や農村の精神や哲学で文化を育み、
心身共に健康で豊かな生活を送ることです。

 その基礎が、人間の生活と環境が調和した食糧生産業である有機農業です。この体験と
認識を広めることが重要ことではないかと感じています。

近似する師の教えの数々

西村和雄 

「作物は人を見て育つ。それほどに、作物を育てている人の性格、というより心根が作
物にはっきりと出てきます。美味しさもしかりです。そういう意味では作物を見ているの
がとても面白いものです。」              (人と作物についての哲学)

バーナード・レイン

「・・・したがって、グリーン・ツーリズムは、人間を取り巻く自然環境や産業文化など
の捉え方自己の行動の律し方など人一人の人生観やライフスタイルにも影響を与える活動
であるということができる・・・」             (書籍からのみ) 

横山秀司 

「グリーン・ツーリズムとは「地球にやさしい環境にやさしいということである」
                       (研究者としての自然や環境への思い)

加藤義松 

 「農家の体験農園で 旬の野菜の美味しさを知った。目からウロコの話が多く世界が拡
がった。野菜は見た目ではなく鮮度や品質が大事。農業体験農園を、全国に拡げることで
農業理解者を増やすことにもなり、何よりも野菜に対する正しい知識を習得する国民が増
えることが、日本農業を支える一翼になると考えています。」     
                (書籍不知火書房「しあわせも収穫する農業体験農園」より)

さいたえんの目指すもの

有機野菜 農業体験農園 として
 定年後人生の最も充実した余暇時間に、阿蘇くじゅう国立公園内の自然豊かな環境の中
で、有機農業での野菜の生産、農業体験をグループで学び、その共同生活とグリーン・ツ
ーリズムの調査研究旅行を通して、皆で笑い楽しみ語り、これからの衣食住と余暇や健康
について、再考工夫してもらう。特に自分達で生産した有機農産物を都会のご家族に、多
くの友人達に頒布してもらい、美味しくて栄養価の高い野菜を沢山食べて貰う、そして、
心身共に健康なこれからの人生を永らえて貰うことを願う。

農の総合課題としての具体的取り組み内容

1 有機農業低投与(型)の 理論 準備 体験 講義
2 生産理念「化育」についての 講義
3 農業体験農園(滞在型)での 体験 講習
4 グリーン・ツーリズムの多様性から6次産業化などの発想についての演習
5 春夏の高原と秋冬の平野部と暖流海浜にての適地適期適作を通年観察
6 九州の有機農業の優れた農家農業施設を訪問調査研修旅行 
7 販売営業についての実技 プレゼン研修 アイデア研究 講習
8 有機農業概論 講義及び実技

講師について(予定)

     敬称略 五十音順
北村  誠     北村製茶オーナー 営業販売技術専門家 有機
西村 和雄     農学者 有機
高橋 優子     さいたま小川NPO代表 有機
高山 憲行     農学者 慣行> 有機
諌山 英城     援農  慣行> 有機米作 
小口 広太     歴史  慣行> 有機 
飯田 元喜     農学者 慣行> 有機 
藤田 正雄     農学者 有機
蘭  命      農学者 経営
横山 秀司     地理学者 欧州農村研究

相談 等について(予定)

吉原 洋史     学習相談 高校英語教諭
江副 善弘     福祉相談 ケースワーカー  
木村 政昭     老後相談 ケア ワーカー  
下川 眞一     グリーン・ツーリズム体験・研究
※講師及び指導者については参加人員メンバー等により、また、講師スケジュール等の都
合上、変更になる場合がかなり多いと思います。
ご了承下さいますようお願い致します。

講義・作業体験/日時時間休日等

 月曜日~金曜日までの間に4日間です。 水曜土曜日曜日は原則お休み 国民の祭日もお
休みです。但し、農業は、お天気に・休日に・農繁期に・時間にも・期日にも左右される
ことを、ご理解下さい。原則として、晴耕雨読です。

収穫応援・体験・行事などの予定は、様々な都合等で変更等生じます。

講師のご都合で、集中講義・夜間講義も御座います。
ですが、ここは学校でも会社でもありません。自発的な意志で頑張ってください。

 作業体験研修時間は、季節や気温天候によって変更されます。それでも皆さんも農家も
サボっているのではありません。お天気が・自然が、ちゃんと育ててくれているのです。
これを「化育」(かいく)といいます。
 作業体験の時間は午前中2時間 午後2時間程度で十分です。夏時間は10時頃~14
時頃までは、食事と休養お昼寝温泉散歩など健康管理にも自発的にご自由に参加なさって
下さい。

 また、書籍を利用しての音読学習や発声してのプレゼン練習を行いますが、水曜日と毎
月数回 土・日曜日・雨天の日などに行います。それが体験を通して訓練する脳であり、
それらが能く働くことが農行だと思って下さい。漢字が違うことに気付いて下さい。ここ
ら辺りが当方の体験農園が他と異なるところです。有機農産品の販売促進にはこれらのプ
レゼンの訓練演習は絶対欠かせないのが勇気なのです。※(漢字遊びのご理解をお願い致
します。)自分自身で販売出来なかったら生産規模の小さい有機農家は利益が出ないのです。

 ご自身の区画の体験農園の時間は休日朝夕等の余暇時間などに少しずつ継続して作業を
行って下さい。この体験/習慣付けが最も大切です。
指導や研修は指導者と一緒に行う作業体験時間帯内で、見て・聴いて・体験して学ぶこと
になります。

研修生に求める条件

◎ 定年退職者・単身者など歓迎 

◎ これからのライフプランと自らご自身で有機野菜の生産をお考えの方など歓迎

◎ 食の大切さを体験・確認したいお方 歓迎 

◎ 病弱なお方や不健康なお方は、誓約書でもって、健康への努力が約束されれば、歓迎

◎ 体にご不自由がお有りの方で、肉体的労働作業が、一定時間連続出来ないお方は、就
  農は困難と思われますが、短時間の作業に耐えられる程度であり、体力気力があれば、
  歓迎

※ 喫煙者は共同・集団生活であり、皆の健康管理上参加出来ません。味覚嗅覚などにも
  支障があると思われるお方も参加は困難です。その他、激しい体臭や化粧品香料など
  の使用が著しいお方も野菜の調整・品質管理・取り扱いに支障があるためご遠慮下さ
  い。

※ 伝染性疾患や緊急を要する持病がお有りの方は近くに診療所はございますが大きな病
  院へは、遠距離などのため救急に数時間を要します。そのためお断りいたします。
※ アルコール中毒・精神疾患などのお方もご遠慮下さい。

※ その他、集団生活に差し支えのある御方や、営業活動や宗教活動をされるお方や、一
  方的な単一の偏った表現・言葉・思想・心情・主義・主張などがお有りの方はお断り
  いたします。

研修生に望むこと

      一概には言えませんが、定年・退職などの際、何かと人生で、自分自身の物
      を、評価されるものを一つくらいは所有したい、持ちたい、と思うのが人間
      ですが、そのことだけは、おすすめ出来ません、これまでの私共の研究では、
      この世は時間や物も、全て借り物と考えた方が良いと思います。社会的名声
      や地位、肩書などを預かり、また、求めての活動・行動・生活は、最も、残
      り短い人生から、時間を拘束し奪うものです。

      それから、ムダのない充実した人生には、肉体的にはスポーツで健康を維持、
      精神的には芸術や音楽等文化的なものを十分お楽しみになられることをお勧
      め致します。

      金銭も物も全て、貴方が大切にしたいことや、大切なご家族の方々のために
      お使い下さい。確かに商品としての内容などは、旅行・絵画・芸術芸能鑑賞
      なども御座いますが、これらは全て一時的で受動的なものです。巨額の富や
      金銭をお持ちであれば、毎日でも支出可能でしょうが、なかなか困難なこと
      でもあります。

      また、高級車や高級カメラでの撮影・また別荘を所有してのひとときなどを
      ご希望のお方、物欲に執着のお方も、当方の求めている研修者では御座いま
      せん。当然金融商品の購入など、一時預け程度ならば仕方のない事ですが、
      残念なことにならなければよいのですが?と、余計な心配をいたします。

      人生の最後の大切な時間は、健康で、何事にも捕らわれず、肝胆相照らす仲
      間と自然の中や公園のカフェなどで、お茶や美味しい食事等、楽しく語らい、
      ゆっくりした時間を過ごすことではないでしょうか?これが、有機農業
      体験農園グリーン・ツーリズム等の三精神が一致することなのです。


基本情報

農園名・組織名 有機農業体験研修農園 菜多園 さいたえんグリーン・ツーリズム研究会
都道府県 大分県 福岡県
住所

  • 大分県玖珠郡九重町大字田野湯沢1700-82  春~秋
  • 福岡県筑後市(船小屋西)馬間田800      冬~夏

施設環境 畑や建物・居室など インターネットで御覧ください。
     さいたえん 検索 さいたえんグリーン・ツーリズム研究会 体験農園 検索

代表者名 山口宗雄(代表 樹木 管理)  下川真一(地主 草刈り 管理) 
担当者名 下川延大(研究員 収穫営農配送)下川文子(農場長 播種育苗 調理)

TEL/FAX   0944 63 4122
E-mail  saitaen@wind.ocn.np.jp

交通手段 

  •  飛行機  福岡空港―九州自動車道大分道―玖珠インタ-国道210号

         豊後中村より瀬の本長者原方面へ30分 飯田高原湯沢

  •     JR 久大線 福岡~鳥栖~久留米~日田~玖珠森駅~豊後中村駅または

        由布院駅下車 バスは日田バス・亀の井バスなど数本しか御座いません。

      ※ 事前にご連絡下さい。菜多園 090 2508 2522 担当まで

営農情報主要作物

      根菜類 葉物 など旬の品目のみの生産
      およその品目数  蔬菜 果樹など約50品目
      耕作面積     大分県100a(低投与遊休地200a) 山林50a
      耕作面積     福岡県100a(低投与遊休地200a) 山林30a
      無霜海浜     福岡県 40a(果樹数種) 内竹林少々

研修生募集情報

      受け入れ期間  お試しは1週間3万円コースもございます
              後は1ヶ月~1年までご自由に選択できます
               ※ここには、約半年のコースと経費の内訳を記しています
      研修可能定員  男性1~5名 女性1~5名

営農の為の信念・思い・主張など

      食の安全の追求 食材の美味しさの追求 
      「化育」を信じ、有機低投与型での生産継続永続に努める
      「野菜の階梯」「有機純度」「流通カット」「価値価格など」当方独自の表現
      心身の癒や 6次産業発想のための グリーン・ツーリズムの多様性
      農の辺の生活体験による体力増強 健康増進 精神鍛錬 体験農園(滞在型)
      ※ これらの語意は研修の中で説明いたします。

周辺における就農の可能性

      近郊に高原別荘地多数あり、定年帰農 農のある余暇 田舎暮らし男の隠れ
      家 貸し別荘暮らしなど豊富な物件(中古もあり)と生活スタイルが選択出
      来ます。加えて当方「農業体験農園」を利用できることが、先々まで、可能
      と思えます。この様な体験的な就農の程度でよろしければこれらは、都合の
      良い物件です。

その他

      お元気な間は、登山トレッキングなどまた近郊温泉や九州全土を心ゆくまで、
      堪能下さい。本格的就農は、当方滞在中に九州全県農業関係機関訪問で個人
      的にお探し下さい。原則は、あくまでも定年後のお方のための施設ですから
      ご承知下さい。有機農業を体験 楽しむという意味では当方は「農業体験農
      園」としては区画面積数にも余裕もございます。また、九州各地へ移住定住
      の予定がお有りのお方には、情報量等においては何かと好都合ではあります。

滞在施設

      滞在は、当方所有の、グリーン・ツーリズムのための、フェーレンハウス(ド
      イツ語でキチン付き貸し小屋)「賃貸借契約」にてどうぞ。 (注)しかし、
      標高900mの高原のため、冬季は極寒で平野部一般家屋へ移動移住となり
      ます。その他年齢・健康・心理などへの配慮から、同室起居が原則です。 男
      性1棟 女性1棟 一部屋20帖5~6人就寝可 各棟に小部屋も1部屋有
      り 賃貸借料毎月初め支払い 払い戻しなし 水道光熱費等翌月人員数で割
      り精算です。

食事

      食の体験のため、賄いや給食は御座いません。共同自炊が原則です。
      当方皆様の不安が無いように時折専門家が指導のみは致します。なお、外食
      の体験や語らいも重要です。近隣に数軒有りますが、お楽しみ交流のため
      も皆様で時折ご利用なされると良いと思います。

入浴

      比較的安価な温泉(200円)も御座います。 居住施設横にも浴室は2室
      有りシャワー1室作業後用(これらは、温泉ではありません)但し高齢者のお方
      はお一人で長時間のご使用は安全のためにもなさらないで下さい。なるべく
      地域温泉(全国名湯100泉200円程)の方へお出で下さい)

報酬など

      原則はなし 自らが行う有機農業における生産物を自ら調理して自由に食する
      ことで、福祉=幸福=健康のために行うことであり、報酬は自らの健康と幸せ
      な生活作業体験です。
      但し、ご自分区画の体験農園の生産蔬菜は収穫出来れば努めて食材としてご
      利用下さい(但し 病虫害悪天候等で収穫出来ない場合もございます。)

お約束

      その際も農薬等での一切の防除などなさらないで下さい。お約束頂けない場
      合は、退所して頂きます。その上、土壌汚染と判断して賠償して頂きます。
      そうやって生産出来た野菜の全てが貴重な野菜です、ご自分のものです。
      その他、ご家族ご友人への宅配便送り等、収穫出荷などが決められた日時
      に可能です。

公的支援

      現在のところ なし 年金や資金の余裕をもってお越しくださいますようお
      願い申し上げます。郵便局農協までは3km~程です。

費用

当園体験研修講義等 研修費 300,000円 (納税税額を予想算定)
           (年間一括払い返金なし)当方会計へ納入下さい


賃貸借(間借り)毎月20,000円×12ヶ月=240,000円
           (毎月初め支払い返金なし) 当方会計へ納入下さい


共同自炊費 朝300円 昼400円 夕500円 計1,200円(目安)
      ※ 野菜中心の食事のため、この程度になるかと思います。
      年間で1,200円×365日=438,000円となりますが、これは、
      目安です。毎週金曜日集金で、皆さんでの買い物/調理となっています。
      ※このお金の支払いは通年(仲間と自己での管理)です。当方会計への納入
      は御座いません


当園外研修活動 自主的先進地視察研修等 九州各県の田舎や農村有機農家
      等へのグリーン・ツーリズム的旅行 毎月1回程度 予算はグループメンバ
      ーでその都度徴収支払いです。事後は、グループでの反省会です。当方、内
      容のポイントについての簡単な解説はいたします。
      車や公共交通機関での移動となります。送迎は緊急の場合を除いて、道路運
      送法上致しません。
      その他案内資料・書籍等、事前の学習や研究を行います。そのために特に事
      前調査研究など欠かせません。そうやって、皆で企画立案して全員参加での、
      研修をして頂きます。理由は、6次産業建て上げ等の企画力を養うためです。
      調査研修研究ヶ所 6ヶ所予定 金額15万円程


研究会/同求会費 年間30,000円 一括納入 飲食は当日実費支払い

      ※その他長期や通年の場合、
       年間の傷害保険30,000円倍賞型保険2,500円
      に加入して頂きます。月割などにより金額が異なります。


      食費や水道光熱費などを含めまして
半年間(4月~11月の間で試算)で701,500円 程 必要かと思われます。
      ※園外研修旅行費が含まれています。

選考

      ➀まずは、最初にFAXにて明瞭な御写真添付の履歴書を送付下さい。
      ➁その後、当方から、定員数の関係上、連絡など致します。
      ③面接その他については、時間を要します。余裕をもってお越しください。
      ④面接審査に必要な数日は当方に滞在して頂きます。
       詳細お尋ねは下記へお願いいたします。
       TEL090 2508 2522 FAX0944 63 4122 まで
       申し込み>受付>審査>履歴書選考>面接>作文>作業体験体力能力審査>の
       順となっております。

その他 記載もれ等ございましたら、お教え下さいますようお願い申し上げます。

              農業農村グリーン・ツーリズム研究会
                        研修運営参加メンバー
                          研究所長     横山秀司
                          研修所長     吉原洋史
                          研究会長     江副善弘
                          事務局長     木村政昭
                          代表       山口宗雄
                          農場長      下川文子
                          研究員      下川延大
                          営業担当     下川眞一